旅行会社ツアーと個人手配、行き先などに応じた選択方法を細かく説明してみる
こんにちは〜
前回の記事で安く海外旅行する方法について書きましたが、個人手配がいいのか旅行会社のフリープランがいいのかは行き先などによって傾向があるのでそれを解説します!
※フリープランとは旅行会社が販売している、航空券とホテル(と送迎)のみが含まれているツアーのことです。
旅行会社フリープランのメリット・デメリット
メリット
- 個人手配では不可能な格安のツアーがある
- 空港ホテル間の送迎がついていることがある
- 最安運賃よりマイルが多く貯まることがある
- 手間がかからない
- 早目であればキャンセルが無料でできる
- ミスをする可能性が低い(パスポートの有効期限やビザなど)
デメリット
- フリープランの日数や工程に縛られてしまう
- 行き先が限られる
- 複数都市のフリープランはかなり少ない
- 繁忙期は極端に高い
- ホテル、フライトが購入時にわからない(格安プランの場合)
- 倒産したときに困る
個人手配のメリット・デメリット
メリット
- 好きなように日程を組める
- 複数の国や都市に行きたい場合も問題なし
- フライト、ホテルを選んで取れる
- 繁忙期でも早目に取れば安い
- 世界中どこへでも行ける
- ホテルは直前までキャンセルできることが多い
デメリット
- ツアーより高いことがある(特に近場)
- ミスをしても全て自己責任
- 準備に時間がかかる
- 旅行中も全て自分でやらないといけない
といった感じなのでフリーツアーか個人手配かは時と場合、そして個人の好みにで決めることになります。
フリーツアーの方がいい場合
行きたいのがメジャーな国や都市の場合
メジャーな国や都市であれば、多くの旅行会社がツアーを出しているので競争の原理で、フリーツアーのほうが安いことが多いです。
多くの航空会社が飛行機を飛ばしているので、そっちでも競争の原理が働いて、旅行会社に格安で航空券を売っていることが多いです。
1ヶ国もしくは1都市に行きたい場合
フリーツアーの多くは1都市、多くても2都市周遊なので、あてはまる場合はツアーのほうがオトクなことが多いです。
1都市の場合
アジアは近場で人気が高いのと、多くの航空会社、旅行会社がひしめき合っているので安いんだと思います。
特に韓国や台湾、グアムのフリーツアーでは個人手配の航空券の価格でホテルと送迎までついてくることも珍しくないです。
ヨーロッパは日系、欧州系の航空会社が多くの便を飛ばしている上に、乗り継ぎを伴うアジア系そして中東系の航空会社が格安で旅行会社に卸しているので安いんだと思います。特にカタール航空は大セール中の最安値くらいで旅行会社に卸してるような印象です。
アメリカは日系、米系航空会社に限られるからか、個人手配と比べたときの割引率がイマイチな印象です。特に米系会社はシステムエラー的な格安航空券が2ヶ月に一回くらいのペースで出るのでそちらを狙ったほうがいいかと思います。
個人手配の方がいい場合
マイナーな場所に行く場合
マイナーな国や都市に行きたい場合は、ツアーだと限られてくる上に価格が高い可能性が高いです。
例えば台湾でも台北に行く場合は圧倒的にフリーツアーのほうが安いですが、台南や高雄に行きたい場合はそもそもフリーツアーがなかなか見つからないので個人手配となります。
複数都市に行きたい場合
フリーツアーの周遊プランはどちらかといえばマイナーで高くなりがちです。そのため複数の国や都市に行きたい場合は個人手配をオススメします。
ただし、イタリア国内(ローマ、フィレンツェ等)、スペイン国内(マドリード、バルセロナ)周遊の場合はその限りではありません。
一人旅の場合
旅行会社のフリーツアーは2人で参加することが前提で作られているので、一人だと一人部屋料金がかなり取られてしまいます。
行き先に限らず一人旅の場合は個人手配がオススメです。
まとめ
何となく分かっていただけたでしょうか?
同じ旅行でもフリープランと個人手配でかなりの差が出る場合があるので賢く安く旅行しましょう!
以上!!
【決定版】安く海外旅行をするための4ステップ
こんにちは〜
海外旅行をする際にどうしてもネックになるのがお金ですよね。
一回旅行に行くと、相当な額が飛んでいきます。
そこで今回は自分の経験から編み出した一円でも安く海外旅行に行く方法をご紹介したいと思います。
航空券とホテルの相場を調べる
まずはGoogleフライトと適当なホテル検索サイトで行き先の、行きたい時期の相場を調べます。
Googleフライトについては以下の記事で詳しく説明しているのでご確認ください。
travel-and-study.hatenablog.com
ホテルに関してはどこでも良いのですが、自分はよくエクスペディアとHotels.comを使います。提携してるホテルの数が圧倒的に多いイメージがあります。
旅行会社のでの相場を調べる
次は旅行会社のホームページから、相場を調べます。
個人的には HISをオススメします。長いことHISを使っていますが、大手旅行会社の中では平均するとかなり安くて、ホームページが使いやすいイメージがあります。
また色んな地域や国に幅広く、様々な商品を販売しているので自分のニーズに合ったものが見つけやすいと思います。
比べる
自分でホテルと航空券を取ったほうが良いか、HISのほうが安いか比べます。
その際に以下の点をしっかり見ておいてください。
HISの価格に諸税を加えた最終的な値段を確認する
HISの検索画面で表示される価格は、空港税や入国税等を抜いた価格なので、購入画面まで進んで最終的な価格を確認しましょう。国によっては諸税で1万円近くかかることもあります。
送迎の有無を確認する
フリープランツアーでも国によっては空港からホテルまでの送迎がついていることがあります。特に到着が遅くなる場合や、現地の出発が早い場合は送迎が無いと、タクシーで空港までいかなければならない可能性があります。
ニューヨークのように地下鉄が24時間やっていれば話は別です。
ホテルのランクと値段を確認する
ホテル検索サイトとHISで調べる際に、ホテルのランクもしっかり確認しましょう。
4つ星ホテルを利用するHISのツアーと、2つ星ホテルを自分で取る場合の価格が同じだったら前者のほうが圧倒的にいいですよね。
HISの方がいいと判断した場合
他の旅行会社をチェックしてみてもいいですが、大手で安心感もありますし、大手の中では安い印象があるので HISでそのまま予約しちゃうのが良いと思います。
中小規模の会社だと、て○みく○ぶのようなことが起きかねませんしね。
自分で取るほうが良いと判断した場合
航空券はGoogleフライトで目星をつけてSurprice(サプライス)で予約しましょう!
あまり馴染みのない人も多いかと思いますが、このサイトはHISの子会社が運営していて、手数料が無料、常に2000円以上のクーポンがあるのでとてもオススメです。
ホテルはどのサイトで取ってもそこまで変わらないので気に入ったところで取りましょう。ただし大手検索サイトでは、多く利用した人に色々な特典があるプログラムを持っているので、できるだけ同じサイトを使い続けるようにしましょう。
まとめ
何となくわかっていただけたでしょうか?
要するに、比べてみてツアーのほうが良ければHIS、自分で手配したほうが安ければ航空券はSurprice(サプライス)、ホテルはエクスペディアやHotels.comなどの大手ホテルサイトで予約したほうがいいということです。
もちろんこれが100%最安値を導ける方法ではありませんが、安くするための労力と安くなる確率を考えたらこの方法が経験上一番いいと思います。
メジャーな目的地ほどツアーのほうが安い傾向にある気がするので参考にしてみてください。
以上!!
【プライオリティパス】制限時間は関係ない!?
こんにちは〜
皆さんご存知プライオリティパス。いくつかのラウンジは最長滞在時間を設けていますが、ある方法で制限時間以上に滞在できたのでご紹介します。
最長滞在時間とは
プライオリティパスで利用できるラウンジの中には制限時間を設けているところがあります。約2、3時間くらいが相場のようですが、それを超えるとそのラウンジから出ていかないといけません。バンコクのスワンナプーム空港では時間制限があるラウンジが多いので、長時間のトランジットの場合に幾つかのラウンジを渡り歩く人が多いみたいです。
制限時間以上に滞在できた
これは以前の記事で紹介したパナマシティ国際空港のTocumen loyal saloonで起きました。
travel-and-study.hatenablog.com
パナマシティで約9時間のトランジットがあった際にこのラウンジを利用しました。プライオリティパスのホームページには3時間までと書いてあったので3時間で出ていくつもりでしたが受付で
受付「フライトは何時?」
自分「次のフライトまで8時間もある、、」
受付「制限時間が3時間だけど3時間後にもう一回受付すれば、さらに3時間いてもいいわよ。8時間居たいなら、もう2回受付が必要ね。」
自分「それでお願いします!」
と言った感じで最初に受付してから3時間後にもう一回受付をしたら合計6時間滞在できました!
受付というのは端末にカードをスキャンしてサインすることです。
つまり、、
プライオリティパスは同伴者のように一度に複数で入るのには追加料金がかかりますが、ひとりが何回も入るのは無料みたいです。
要するに、保持者本人が何回どこのラウンジに入っても無料ということです。制限時間で追い出されて他のラウンジに行って受付するのと、そのラウンジでもう一回受付するのは同じということですね。
プライオリティパスのビジネスモデルを考えてみる
おそらくプライオリティパスのビジネスモデルとしては、主にクレジットカード会社から利用料を集め、集客に少し困っているラウンジと提携して、安い金額でラウンジを使わせてもらうことでっているんだと思います。
そうすれば
ラウンジ:利用者が増えることで、収入も増える。航空会社のラウンジも、利用者が少ない時間帯を利用して収入を増やすことができる。
クレジットカード会社:特典として付けることで契約数が増える。
プライオリティパス:クレカ会社からもらう金額と、ラウンジに払う金額の差額で儲ける。
というWin-Winな関係が生まれます。
ラウンジ側としては、もう一回受付してもらえば収入が増えるので今回6時間滞在できたのだと思います。
プライオリティパス側としても、他のラウンジに行っても、そこでもう一回受付してもラウンジにお金を払わないといけないことには変わりありません。
注意点
- 今回、パナマシティのラウンジでは有効でしたが他の空港に関しては全くわかりません。
- 2回受付したことによる追加料金は一切取られていませんでしたが、他のラウンジでも取られないという保証はありません(たぶん取られないと思いますが一応)。
- プレステージ会員は大丈夫ですが、そうでなければ利用権をもう1回消費、もしくは、もう一回分の利用料金を払うことになります。(皆さんおなじみ楽天プレミアムカードに付いてくるプライオリティパスはプレステージ会員なのでご安心ください。)
以上!!