ユナイテッド航空レギンス問題について、アメリカ留学中の自分の意見
こんにちは〜
今回はかなり真面目です。
先日ニュースで話題になっていたユナイテッド航空のレギンス問題について、アメリカ留学中の自分の意見を書きたいと思います。
ユナイテッド航空レギンス問題とは?
簡単に説明すると、ユナイテッド航空便に乗ろうとした5人の少女に対して、職員が着替えるか、レギンスの上にワンピースか何かを着るように要求し、結果5人のうち2人が乗れなかったという事件です。
ユナイテッド航空は搭乗拒否した理由を、彼女たちがユナイテッド航空の家族券を利用していて、その服装規定に合っていなかったからとしています。
ちなみにアメリカで服装がレギンスとは下はレギンスのみということです。
まさにこんな感じ↓
問題の争点
今回の問題に対する主な批判として
- レギンスは少女にとって作業着みたいなものだ
- これは女性差別だ
- 少女でなく少年だったら拒否されなかったのではないか
- 航空会社が子供の服装を規制するのはどうなのか
が挙げられると思います。
これらについてアメリカでの経験を踏まえて自分の意見を書きたいと思います。
女子大生の半分以上がレギンス
アメリカの大学生にレギンスはとても人気で、少し寒くなると、女子学生の半分以上がレギンスを履いて大学に来ている印象です。日本では信じられませんがアメリカではジーンズかレギンスかという感じです。
ちなみに暑い時期は、なんて呼ばれているか分かりませんがマラソン選手が履いてるやつみたいなのがとても人気です。
そのためレギンスは広く使われ、認められている服装であるといえます。
しかし認められているからと言って少しでもフォーマルな場面にはふさわしくないので、レギンスで職場に行く人はいないと思います。
航空会社の服装規定は適切か?
ユナイテッド航空の家族券の服装規定が適切かどうかについてですが、私は完全に適切だと思います。
そもそも家族券の利用者はお客様ではなく、どちらかといえば航空会社側の人間です。
この服装規定はレギンスがだめと言っているのではなく「航空会社の人間という扱いで乗るのだからそれに見合ったちゃんとした服装で乗ってね。」という意味で「家族券で乗る人が、他の乗客を不快にすることが絶対に無いように」という意図があっての規定だと思います。
一般の乗客が、他の一般の乗客の服装に対して不快に感じるのは、それぞれの乗客に服装の自由があるので仕方が無いですが、子供とは言え航空会社側の人間に対して不快感を感じられて満足度が下がったら困りますよね!
これが男女差別かどうか
今回はたまたま少女だったというだけで、これについて男女差別だと騒ぐのはどうかと思います。どうも性差別についてとても敏感な人が騒いでいるだけな気がします。
この問題から学べること
アメリカでは男女平等、女性の地位向上ということに対してとても敏感です。アメリカ人に「何で日本企業の役員は男性ばかりなのか、男女格差があるんじゃないか」と言われたこともあります。
今回の一件もそうですが、私達からすると大したことではないことでも女性差別と受け取られかねません。もちろん男女平等や女性の地位向上は大切だと思いますが、それに注目しすぎるあまり、物事の根本や本質を見逃している気がします。
アメリカに留学したいと思っている人はそういうことも頭の片隅においておきましょう!
以上!!
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