交換留学が一番!正規留学や語学留学よりもオススメする理由
こんにちは〜
留学と一言で言っても様々なタイプがあります。
語学学校に通う語学留学、海外の大学で学位を取る正規留学、協定校に一年や半年留学する交換留学などなど、、、
それぞれのメリットやデメリットがあり迷うところですが、今回は交換留学が絶対に良いぞっていう記事です。
※アメリカに交換留学してる自分の意見なので多少の偏見はご容赦ください。あと海外で就職したい人は正規留学が一番だと思います。
海外の大学に学費を払わなくていい
交換留学では基本的に現地の大学に学費を払わずに、日本の大学に払います。特にアメリカの大学は現地生でも一学期50万円、正規留学の留学生だとその倍近く払わないといけない場合もあるので、交換留学はとてもお得感があります。
そんな高額の学費で作られた施設を日本の学費だけで使えるのは本当にラッキーです!
現地人学生と友達になれる
語学留学よりも交換留学がオススメな理由は現地の学生と友達になれることだと思います。
語学学校にもよりますが、大学付属の語学学校に行ったとしても授業や建物が全く別なので、現地学生と接することができる機会がほとんどないです。あったとしても日本に興味がある学生などに限られてしまい、日本のことをほとんど知らないような学生と交流するという貴重な機会が得られません。
海外に長期滞在するにも関わらず、日本人やその他の海外から人と接することしかできないというのはとても勿体ないです。
個人的な話になってしまいますが、日本のことをほとんど知らないアメリカ人は多いです。日本でテレビを見ていると「海外からの日本への関心が高まっている」などといったことを目にしますが実際は「東アジアの一国」くらいにしか思ってない人が多いです。日本のどこ出身か聞いてくる割に大阪を知っていればいい方で、みんな東京しか知りません。
私達、日本人から見たイタリアみたいな感じでしょうか。
「ピザとかパスタは好きでよく食べるし一度行ってみたいとは思ってる。けれどもローマとかミラノみたいな主要都市の名前しか知らないし都市の位置関係も微妙。イタリア国内でどんなことが起きてるかとかは全く知らないし、フランス人とイタリア人の区別なんかつかない」
こんな感じで日本のことを全く知らない人と接するというのはとても貴重な機会ですし、そういう人たちと仲良くなるというのはとてもおもしろいです。
人生の夏休みを楽しみつつ留学
日本の醍醐味といえば人生の夏休みだということです。特にアメリカの大学では課題の量が多く、日本のように人生の夏休み感はほとんどないです。
しかし交換留学であれば3年かそれ以上を夏休みな日本の大学で過ごし、一年を海外の大学で外国人と共に切磋琢磨するというすばらしいバランスの大学生活を過ごすことができます。
自分の成長率が一番高い
4年間留学に行くことで得られる成長はこのようなグラフに表せられると思います。
最初の方は毎日が新しいことの勉強で、語学力だけでなくさまざまな面で成長しますが、慣れてくると新しいことが少なくなり日々の成長が少なくなるということです。日本の大学生で例えると、大学入りたての一年生と、すでに一年を大学で過ごした2年生では経験や見た目など大きな差がありますが3年生と4年生はそこまで差がないっていうのと同じです。
このグラフからわかるのは最初の一年で4年間の約半分の能力を得られるということです。
例えば4年間留学した人でも最初の一年は友達作りや語学、生活面などで多くの発見や、できなかったことができるようになる経験が多いですが、慣れてきて3、4年目になるとそういった成長が少なくなると思います。
留学の中でも最も成長する一年を経験できるというのは交換留学の大きなメリットです。
すべてのいいとこ取り
交換留学は全てにおいていいとこ取りです。
少ない学費で素晴らしい施設が使えて、現地学生に混ざって最も成長する一年間を過ごせる上に、人生の夏休みも楽しめるという最高の留学制度が交換留学です。
特に語学留学か交換留学で迷っている人は、今からすこし頑張って交換留学を目指すべきです。現地人と交流することが語学面でもそれ以外でも一番成長できる方法であることは間違いないです!
費用対効果が最高な交換留学に決まり!!
以上!!
なぜオーバブッキングが起きるのか、わかりやすく説明してみる【ユナイテッド航空】
こんにちは〜
ユナイテッド航空が乗客を引きずり下ろしたことで話題になっていますが、そもそもなぜオーバブッキングが起きるのか説明したいと思います。確率の話が出てきますが、数学な苦手な人でも分かるくらい簡単なのでご安心を。
travel-and-study.hatenablog.com
※ユナイテッド航空のこの事件はオーバブッキングが原因ではなく乗員を急に運ばないといけなくなったからという説があります
オーバブッキングの目的
なぜ航空会社はオーバブッキングをするのか、その理由は至ってシンプルで利益を最大限に出したいからです。
それではなぜオーバブッキングをすることで利益を最大化できるのか、その理由もシンプルでチケットを購入した全員が当日空港に来るわけではないからです。
そんなことある?と思う人もいるかもしれませんが、寝坊や渋滞、急用などで当日空港に来ない人が一定の割合います。航空会社は利益を最大化するために、そういったことを見越して予約を実際の席数より多く出しているのです。
どれくらい多く売るか
航空会社は何十年にもわたって、チケットを買ったけど乗らなかった人のデータを蓄積しています。そのデータからで路線、時間帯、時期などを複雑に計算して、どの路線ではどれくらい多く売っていいかを導き出しています。
航空会社によってその計算式が違ったり、客層が違ったりするのでオーバブッキングがよく起きる航空会社とあまり起きない航空会社が生まれるのです。
なぜオーバブッキングをすると利益が上がるのか
実際に予想よりも多くの人が来て、乗れない人にホテルや現金などを補償すると損ではないか?と思うかもしれませんが、たとえ損をしたとしても全体で見るとオーバーブッキングしない場合よりも利益が上がるのです。
その理由は確率にあります。
何人が実際に乗るのかという確率は以下のような二項分布(図は正規分布)と呼ばれる分布に沿っています。
グラフの中の数字は確率を示していて、たとえば160人から170人が当日空港に来る確率は13.6%、180人から190人が来る確率は34.1%といった具合です。
ここで200人乗りの飛行機に対して210枚のチケットを売ったとします。このグラフから定員より多い201人以上が空港に来る確率はわずか2.2%、定員以下の乗客が当日空港に来る確率は97.8%だということがわかります。
つまり100回これを繰り返しても、飛行機に乗れない人が出てしまうのは約2回だけで、あとの約98回は10枚チケットを余分に売ったことで利益が生まれるのです。
実際に計算してみる
以下の条件を設定して100回運行した場合どれくらいの利益があるのか計算してみましょう。
- 毎回10枚余分にチケットを売る
- チケットの値段:1万円
- オーバーブッキングで乗れなかった人への補償:5万円
- 100回中、2人が乗れなかったのが1回、5人が乗れなかったのが1回
- チケットはどの便も完売
とすると、
定員より多く売ったことに対する売上は
1万円×10枚余分×100回=1000万円
乗れなかった乗客への補償は
5万円×7人=35万円
つまりチケットを多く売ったことに対する利益は
1000万円ー35万円=965万円
となります。
チケットを10枚多く売っただけで、定員分しか売らないときよりも965万円の利益が出ちゃいます!もちろん航空会社は多くの路線を運行しているのでそれを考えるとオーバーブッキングだけでかなりの利益を出していることがわかりますよね!
オーバーブッキングは仕方ない
航空会社も企業である以上、利益を少しでも多く出さなければなりません。そのために予約を多く取ることが必要なのです。
またオーバーブッキング込で航空券の値段が設定されているため、オーバーブッキングを禁止すると運賃が上がるとも言われているので、全員が当日空港に来ない以上は、仕方がないことなのです。
今回のユナイテッド航空の事件の原因がオーバーブッキングだったとしても航空会社を責めることはできませんし、絶対に降ろされたくなければある程度高めの航空券を買うことで降ろされる可能性を低くできます。
まとめ
オーバーブッキングをする理由、それは利益が多くなるからです。実際の計算は上で説明したよりも、もっと複雑ですが基本的な考え方はこんな感じです。
たまたま予想よりも多く空港に来てしまった場合は誰かが降りることになりますが、振替するボランティアを募集してもまだ降りる人がいないというケースはまれで、金額が上がれば誰かが名乗り出ます。
金を払っているのにどうなんだという意見もありますが航空会社も一企業なのでそこは温かく見守りましょう。私は安ければユナイテッド航空これからも乗りますよ!
※数学的なことなど細かい間違いは見逃してください!
以上!!
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ユナイテッド航空引きずり下ろし問題、悪いのは誰か
こんにちは〜
オーバブッキングとなった、シカゴ発ケンタッキー州ルイビル行きのユナイテッド航空3411便で乗客が引きずり下ろされるという事件が起きました。
動画はこちら
United Airlines Passenger Forcibly Removed on Overbooked Flight
目的地であるルイスビル空港から別の便に乗務する乗員4名を乗せるためだったとのことですがこの一件で誰が悪いのか考えてみようと思います。
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悪くない人たち
今回の一件で
- ルイビルから乗務する乗員4名
は全く悪くないと考えられます。
この4人がいなければ更に何十人、何百人が飛行機に乗れない、もしくは遅れる可能性があるからです。ユナイテッド航空の社員だとはいえ、この4人は何としても乗せるべきですし、その判断は間違っていないと思います。
悪い人たち
完全に悪いとは言いませんが、落ち度があるというのは
- ユナイテッド航空地上職員
- 引きずり下ろした警察官
- 引きずり降ろされた男性
だと思います。
ユナイテッド航空地上職員
オーバブッキングにも関わらず乗客を乗せてしまったユナイテッド航空の地上職員にも少し問題があります。
詳しい状況は分かりませんが、乗員4人を載せないといけないと分かっていたなら、ゲートでうまく処理して、数人の乗客を飛行機に乗せないようにするべきです。
ただし、乗員を乗せるために数人を選んでを強制的に降ろすというのは、必要な仕事なので、説得しても降りない乗客に対して警察官を呼んで降ろしてもらうのは適切な判断かと思います。
警察官
引きずり下ろした警察官もかなり非難されています。なんでもスタンガンを使ってまで引きずり出し、男性は出血していたそうで、、、
現在この警察官のうちの一人が手順が適切でなかった可能性があるとして休職扱いになっているそうですが、この警察官たちも実際可愛そうです。
彼らの任務は降りることを拒否している乗客を降ろすこと。しかしどれだけ説得しても乗客は降りません。けれど任務を遂行しなくてはならない、、、
そうなるとどんな手段を使ってでも降ろさざるを得なくなります。どれだけ説得しても降りないのは目に見えていますし。
乱暴すぎたとはいえこの警察官たちには同情の余地があります。
引きずり下ろされた男性
まず引きずり下ろされた男性は医者でどうしても帰らなければならなかったということで、飛行機に乗った以上、降りることはできないと思います。
ただし一つ考えないといけないのは運送約款です。
ユナイテッド航空で航空券を購入する際、最後にこのようなボタンが出てきます。
ここから分かるのは購入した時点でユナイテッド航空のルールに従わないといけないということです。つまり運送約款に同意した上で購入しているのでユナイテッド航空はこの男性を降ろす権利があります。
ちなみに運送約款はこんなことが書いてありました。
簡単にまとめるとオーバブッキングの場合は、まずボランティアを探して、それでも席が足りなかったら子供や障がい者は除いて、運賃クラス、旅行の行程、会員プログラムのステータス、座席指定してなかった場合のチェックインの時間から判断して決めるということです。
男性はこれを含む運送約款に同意した上で買っているので降りろと言われたら降りなければいけません。
この運送約款では航空会社が乗客の搭乗を拒否する権利についても書かれています。
医者で降りれないということはよく分かりますが民間航空会社に乗る以上、そこのルールに従う必要があります。
まとめ
今回の一件から分かるのは、人それぞれの譲れない部分があってそれが衝突すると、誰が正しくて誰が間違っているのか判断するのが難しいということです。
ユナイテッド航空、乗客の男性、警察官それぞれにしなければならないこと、譲れない部分があって、それらがぶつかりあった為にこのような事件が起きてしまいました。
ユナイテッド航空の座席管理が甘かったことや、警察官が乱暴すぎたというのは責められて当然ですが、医師の男性も民間航空機に乗るというのはそういうことだと理解するべきかと思います。
一番はもっと協力金を上げてボランティアが出てきていれば、ユナイテッド航空も評判を落とさなくていいですし、みんながハッピーだったと思いますが起きてしまったことですし、今更言っても遅いですよね。
運送約款とかいつも何も考えずに同意しているものをしっかり読まないといけないなと思いました。
以上!!
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